私たちの取組

私たちの取り組み(活動内容)


私たちは、1,クレサラ被害の救済 2,生活の立て直し 3,被害根絶のたたかいを三つの柱に運動を進めています。多重債務、借金問題を入り口に、それを解決し生活の立て直しを図る。さらにクレサラ被害を生み出さない社会の実現を目指した運動を展開する。これが他の市民団体との大きな違いであり、私たち被害者の会の存在意義です。

 

(1)事務所、相談体制

 ここ数年は活動の成果が実を結び相談者や会員数もわずかながらでも増えています。しかし、多重債務問題に限らず様々な問題を抱えて、元会員の人や会員さんに紹介された人が駆け込んでこられます。「頼りにされる」被害者の会としての「広島つくしの会」の火を絶やすことはできません。
情勢の変化に対応して、相談者のニーズに合った活動に取り組むと同時に、活動の拠点である事務所の相談体制を維持していきます。

(2)定例会

 会員と繋がりと深めるために、定例会やレクリエーションを定期的に開催します。毎月の定例会は生活の苦しさや、立て直しの状況を話し合い、会員どうしが励まし合いながら、明日への活力にしていく場として重要です。かつ、被害者の会の活動の原点です。「無縁社会」といわれるなか、人間としての絆を深め合う、一人ぼっちの会員を作らない「寄り場」となる交流会になるように工夫し実施しています。

(3)学習会

 今、求められているのは、生活再建に向けてのより新しく幅広い知識です。特に生活保護や年金の問題、滞納税の差し押さえに関わる問題などに対応する知識の習得が求められます。生活再建に役立つ諸制度を学び、行政から必要な支援を引き出すことのできる知識を身に着けられるよう、大いに学習活動に励んでいます。

(4)会報の発行

 会報は会と会員を結ぶ重要なパイプです。ニュースで繋がることによって、会の活動への協力が得られ、会のアンテナ役として被害者の救済に役だっています。またニュースの折り込や封筒詰めなど、発送作業をを会員の皆さんに協力していただいています。近況などを話ながらの発送作業も楽しみの一つです。

(5)ホットライン(近況のお伺い)

ホ ットライン(近況のお伺い)を積極的に行います。面識のない人に電話を掛けるのは難しいという意見もあります。一度訪問をして面識を作る、担当を決めて同じ会員に継続的に対話をするなど、電話をかけやすいように工夫をしていきます。

(6)チラシ、リーフレットの活用

 被連協の協力で広島つくしの会の宣伝チラシとリーフレットを作製しました。役員や会員にも協力をいただき、チラシを配りたくさんの人に会の存在を知らせます。リーフレットを役所や集会所、公民館などにも置いて頂けるように、活動しています。

(7)なんでも相談会

 弁護士に協力していただき、相談会を開催しています。相談をきっかけに会の活動のより深い理解者が増えています。