クレジット・サラ金負債(多重債務)の解決方法
① 任意整理
● 一定のまとまったお金が準備できる場合
● 毎月安定した返済が見込める場合
● 一部の借金だけを解決したい場合(例.住宅ローン、車のローンはそのまま払う)
(1) 弁護士に依頼 → 費用が必要
1社当たり 3~5万円
過払金の返還の報酬 取り戻し金の2割
(2) 特定調停の申立
簡易裁判所の調停委員に仲介してもらい業者と交渉
調停の日には本人が裁判所に行かなければならない
申立費用 1社当たり500円の印紙(1枚)84円と10円切手(各3枚)
② 自己破産
● 財産的にも収入上も支払不能であることが条件
● 所有する財産(生活再建に必要な財産は除く)で債務を弁済し、残った債務は免除してもらう
● 全ての債務が対象(親戚からの借金、保証人のついた借金などを残すことはできない)
● 免責不許可事由がある → ギャンブル、遊興費、浪費などが原因の場合
③ 個人再生
● 給料など安定的な収入のある人
● 一定額(2割か100万円の多い方)を3年で返済し、残金を免除してもらう
● 任意整理とは違い、全ての借金が対象
● 破産とは違い、住宅ローンは払い続けることができる(家を手放さなくて済む)
破産とは違い、免責不許可事由がない